sous le gui スゥルギ

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先日、大阪で行われた春の植物商談会に行ってきました。
SOUSLEGUIのOPENに向けてお店に置く植物を何点か購入してきました。

その中から、予定外に可愛くて一目惚れしてつい購入してしまった
一鉢を紹介します。

ごつごつの根塊がとっても立派


そこから3本、ゼンマイのような新芽がにょきにょきとでてきています。


くるくる葉っぱが丸まっていてなんとも可愛い。

SOUSLEGUIにやってきたこのリュウビンタイは、もとは沖縄で採取された物です。
九州の頴娃(イブスキ)の生産者さんのもとで、
約2年養生されようやく新芽がでたので出荷されてきたそうです。
リュウビンタイは、生育地によって、葉っぱの感じが、大きかったり、細かかったり
柔らかかったり、色々です。
どんな葉っぱに成長していくのか、楽しみが膨らみます。
ひらいた葉っぱからは、甘くてよい香りがするそうです。
リュウビンタイをベットの近くに置くとその香りで心地よくぐっすり眠れるなんて言われています。
本当かな?いつか実験してみます。

このリュウビンタイは直径30センチ強ある大きなものです。
山で採取されたものなのではっきりは分からないそうですが、
ここまで大きくなるには20年はかかるそうです。
よく目にする2寸位の小さなリュウビンタイで、生育期間約2年と言われています。

大変な年月がかかって大きくなった、このリュウビンタイ。
はるばる沖縄から名古屋にやってきたこのリュウビンタイ。
ひとまずSOUSLEGUIで大切に育てます。



 

SOUS LE GUI  片桐




今日は名古屋はあいにくの大雪です。
大雪、バレンタイン。。。

今日ご注文いただいたのは、チョコレートと一緒に届ける
会社移転の御祝ブーケです。
男性あてにのギフトでしたが、奥様が喜んで飾ってくれるようにと
春らしいブーケを、というオーダーを頂きました。

お客様は私のよく知っている女性なので、
少し彼女らしい個性を出した色にしたいと思いオレンジを選びました。
お花好きの彼女のお眼鏡にかなうよう、珍しいバラを選びました。
ヘリオスロマンチカ、大輪のバラです。
ベビーロマンチカが大きくなったものかなと個人的に思います。

気に入っていただけましたでしょうか?

花材
バラ・・・・ヘリオスロマンチカ
チューリップ・・・・オレンジプリンセス
オーニソガラム
キンセンカ
グリーン・・・ポリシャス、グリーンネックレス

ヘリオスロマンチカ、このバラが今日市場で私が選ぶ、
彼女っぽい花、ナンバー1でした。明るくておおらかな彼女によく似ています。


そして今日私がとーっても可愛いなと思ったチューリップ。
八重なので咲いてくるのが楽しみです。

 

SOUS LE GUI  片桐


2011.02.12 2011年2月12日

仕入れの旅 (2)

観葉植物だけでなく、花木の卸売ハウスにもおじゃましました。
見たことがないような長さの桜や、見たことがない品種の枝がたくさん。
花枝が大好きな私は、大興奮でした。


ハウスの横の大きな柳の木。お正月にはこの柳を切って出荷したそうです。
青空にのびのびと大きく風に揺れる姿。シンプルで綺麗でした。
奥にある桜の枝の長さ。びっくりです。


二色混じった椿。満開で美しすぎでした。
切り花で流通している椿を綺麗に開花させるのは本当に難しい。
植木ならではのうっとりな美しさ。
この横にはベトナム椿があって、肉厚で花びらが層になっている不思議な椿でした。
残念ながら画像がないです。


おびただしい数のはくれん。どんな場所に飾られ、
このつぼみをを咲かせるのかしら。
はくれんのつぼみは短い毛がふさふさでかわいい。
その姿は、花が咲かずとも枝ぶりとつぼみだけでも美しく惹きつけられます。
どんな場所でも見た人の記憶に残る一本になること間違いないです。


小さい新芽に、前日の雨で少し濡れた感じがすごくきれいだった桜。
花が小さくて繊細。個人的にとても好きです。
桜の種類は本当にたくさん。今年はどんな桜に出会うのか、楽しみです。

これから春にかけて、さまざまな種類の花木が開花し、芽吹いてきます。
街中でも季節の移り変わりを、視覚と香りで感じさせてくれる花木が私はとても大切です。

これからの季節、身近にある街路樹を観察してみて下さい。
日々変化し、移り変わっていくその姿に気がつく瞬間、季節が変わったことを肌で感じ、
きっと心癒されるはずです。

春が来るのが待ちきれない、そんな産地見学になりました。

 

SOUS LE GUI  片桐


2011.02.11 2011年2月11日

2月3日~10日の間、東京、千葉、大阪、兵庫にある
生産地やお花屋さんを見学させてもらってきました。

普段名古屋の市場で働いているのですが、生産地では
それとは全く異なる迫力やエネルギーをたくさん感じてきました。

生きているものを扱うという事、ここまで植物を大きく育てるために必要な労力や
愛情、生産者さんの思いを胸に刻んできました。

そして3月下旬OPENに向けて、SOUSLEGUIの看板になってくれるような
植物たちを、見て選ばせて頂きました。

お店に届くのが、楽しみでたまりません!


綺麗な色のカランコエ。すごく大きい。

アテナータの花芽 すごく長い。


ふちに黄色の花芽がいっぱい。綺麗な色。

画像はハウスの風景です。
SOUSLEGUI に届く植物はまた違う植物です。

お店に是非見に来て下さい!

 

SOUS LE GUI  片桐


fleurs et plantes