sous le gui スゥルギ

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やどりぎ 2013年1月13日

スゥルギ初めての定休日に、ヤドリギを探しに行ってきました。
昨年中島が目星をつけていた川沿いを
車で走るとあちらこちらにたくさんのヤドリギが。
驚きました。
こんなにたくさんのヤドリギを見たのは初めてです。


『SOUS LE GUI』という店名は、
フランス語で『ヤドリギの下で』という意味を持っています。
大好きなFUGAの深雪さんにつけて頂いた名前です。
中島のニックネーム『ポール』と私『ぎりちゃん』。
2つをあわせた名前で何か・・・といろいろと考えていただいた中の一つです。
今でもその時に出てきた色々な名前、覚えています。

ポールとエミコから『PEPE』。
ポールとギリから『ルーポーギー』。
ペペはかなり有力候補だったのですが、
調べてみると他にたくさんペペという名前を持つお花屋さんが
存在していたのでなしになりました。
ルーポーギーに意味はないかと調べてみて、唯一意味があったのが、
GUI=ヤドリギでした。
意味があったことを発見したときは本当に嬉しかったな~。
GUIだけだと、私だけになってしまう所でしたが、
フランス語に堪能な深雪さんのご友人にアドバイスを頂いて、
SOUS LE GUIという名前がうまれました。
オシャレな店名ですね~と言っていただくことも多いのですが、
由来は、ポールのルとギリちゃんのギ。
二人の『SOUS LE GUI』です。



店名になったことで、ヤドリギの存在がぐっと近ずいたことは言うまでもありません。
OPENにあわせて、素敵なヤドリギの写真を撮ろうと、
あてもなく探していた時期もありました。
山が大好きな方に聞いたり、枝を出荷するおじさんに聞いたり。
ヤドリギ目撃情報を花屋仲間から聞いたり。
それでもなかなかこれだというヤドリギに出会えずにいました。

今回写真を撮りに行ったヤドリギは、
昨年普段はいかないエリアの配達に
中島が出かけた時に偶然通りかかって見つけたものです。
4月だったのでその時には実がないヤドリギでした。
1月のヤドリギには実がびっしりついていて、キラキラ輝いていました。


大きなヤドリギを見つけてはしゃぐ中島さん。
遠くから見ても綺麗な丸型のヤドリギがこんなにたくさん。
しかしそれらのすべてはやはり手が届かない高い高いところにありました。
多くのお花屋さんにとってクリスマスの時期にヤドリギは欠かせない枝物です。
でも、この枝を取るのって、想像以上に大変です。
命がけの作業だと聞いたこともあるくらいです。
大きくて綺麗な丸型のヤドリギを欲しいというのは簡単ですが、
それらを木から切り取る作業は・・・。
枝を切ってくださる生産者さんに感謝です。


自然に落ちて朽ち果てているヤドリギもありました。
ヤドリギは宿る木。
宿られてしまった木は大変です。
今回見に行った木には本当にたくさんの数のヤドリギがついていました。
その木はどうなってしまうのだろう・・・。
今すぐでなくとも何年後にはきっと・・・。
自然の世界は厳しいですが、
まわりまわって繋がっていくのだと思います。

青い空とヤドリギ。
自然の中で見るその姿はやはりとても大きい。
いつまでも見ていたい景色です。
植物を商売にしている私たちにとって、自然から学ぶ事の大切さは計り知れません。
市場に置いてある売り物の植物達。狭い店内に綺麗に飾られる花達。
見えていることより、その背景をいつでも感じ、大切にしていきたいと思います。
学ぶことの多い良い休日となりました。

SOUS LE GUI 片桐恵美子
名古屋市千種区新池町2-8 エスポア東山1F


皆様、明けましておめでとうございます!
2013年、本日より静かにスタートです。




毎年見に行く初日の出と富士山。今年は特別綺麗に見えました。

今日からスタートのお花屋さんも多いのではないかと思います。
スゥルギでは新年のいけこみのようなお仕事もなく、
熱田神宮にお参りに行ってからの、のんびりスタートです。
市場でも今日は好きな花を少しだけ仕入れてきました。
1月、2月に出荷されてくる春のお花は本当に可愛らしい物ばかり。
見ているだけで嬉しく幸せな気持ちになります。


ポピー

仕入れた時はすべて蕾だったはずなのに、
お店で新聞を開けたら2輪だけ綺麗に咲いていました。
そのわずかな時間に(お参りはしたのですが)咲く花の力。生命力。
私の大好きな花の魅力です。
ポピーの蕾は本当に固く閉じているので、
開いてくるまで何色のお花が咲くのかわからないのがまたいいのです。
ご近所の仲良しご夫婦さんが、
どれがいいかな~と二人でお選びになったポピー1輪。
何色が咲くのかなと楽しみに待つ時間。愛おしいです。


スカビオサ ナナパープル

大輪のスカビオサ。
とても魅力的に感じたのは、花の芯の深いボルドーのせいなのか。
スカビオサって花の蕾がたくさん集まった花なのですが、
よーく見ると芯に近い花の蕾が途中で咲いていたりして、可愛い。
毎週来てくださるご近所の中学校の先生と
じっくり観察している時に気が付きました。
何気なく選んだ複雑なその花を、
見たままの感想を伝えあいながらじっくり観察する。
楽しい時間です。


ヒヤシンス

ヒヤシンスも生きている事が良くわかる切り花の一つです。
花が開くだけでなく、背が伸びます。
いつの間にかにょきっと伸びているので、気がつくと嬉しいです。
蕾の時には感じにくい香りも、花が咲いてくると強く感じることができます。
蕾を見るだけではわからない、
小さな蕾一つ一つの開き方も丸いものやとがったもの、品種によって異なります。
涼しい場所で、お水は極力少なめにいけてあげると、長く楽しめます。


アマリリス

最近なんだかアマリリスの魅力に取りつかれてしまっている私。
輸入されてくるアマリリスは高価なお花の一つです。決して安くはありません。
しっかりしたこの蕾が、
ゆっくりゆっくり1輪づつ咲いてきて、大きな花の塊になっていく。
蕾が開いてきたら、花粉を取ってあげるという少しの手間が、
自分で選んだそのアマリリスを綺麗に咲かせる手助けとなり、
その結果
美しく咲き誇るアマリリスがわが子のように思え大好きになってしまいます。
年末に何度か仕入れたアマリリスはお嫁に行くことなくすべて私の楽しみとなり、
アマリリスの仕入れはやめようと中島と決めたはずなのに、仕入れてしまった私。
新年早々の仕入れから怒られましたが、いいのです。笑

しばらくはゆっくりの営業になりそうです。
お花のご注文は前もってご予約下さいね。
いつ頃からか考えていたお店の定休日。
今年から、木曜日を定休日にしたいと思います。
スゥルギフラワーレッスンや、プライベートレッスン、出張レッスンなどを
木曜日メインに行いたいと思っています。
またお休みを利用して、中島と山や森、自然と触れ合う時間を作りたいと思います。

皆様、新しい一年もどうぞよろしくお願い致します。
お店でお会いできることを楽しみにしています!

SOUS LE GUI
名古屋市千種区新池町2-8 エスポア東山1F


良いお年を! 2012年12月30日

お花屋さんの年末は、すごく幸せです。
いつものお客様、ご近所の方、お友達、
多くのお客様が新年を迎えるお花を買いに来てくださいます。
そんないつもの大切なお客様に
新しい年を迎えるためのお花を準備できることが、何より嬉しいです。
最後のお見送りでかわす、1年のお礼と良いお年をの一言。
一年いろいろありましたが、終わりよければすべてよし!
暖かな気持ちで今年の営業を締めくくることができました。
この一年、スゥルギを応援してくださった皆様、本当にありがとうございました!
皆様に喜んでいただけるお店を目指して、来年も頑張っていきたいと思います。
2013年もどうぞよろしくお願いいたします。

SOUS LE GUI 片桐恵美子・中島弘之
名古屋市千種区新池町2-8 エスポア東山1F


クリスマスからお正月への切り替え準備はどこのお花屋さんもきっとてんやわんや。
スゥルギも今日はようやく落ち着いています。
25日からの4日間いろいろなことがあり、焦ってバタバタしっぱなしでしたが、
やはりお正月のお花を触ると気持ちもすっきりしゃんとします。
今年も残りわずか。
皆さん気持ちよく新年を迎えられるように大掃除を頑張っている頃なのでしょうか?
お掃除が終わったら、
新年を迎える花を1本でもいいと思うので飾られてみてはいかがでしょう?
きっと気持ちのいいお正月を迎えられると思います!


お正月にピッタリなお花を張り切ってたくさんご用意していますよ!
普段はご用意していないのですが、
すぐお持ち帰り頂けるお正月アレンジもご用意しております。

輪飾りのご用意もあります!


写真は大きいサイズのものですが、
可愛い飾りやすいサイズのものもご用意しております。

お正月のレッスンも終了しました。


セットで飾る明るいイメージのお正月花や、


大胆に作る輪飾りレッスン。
ご参加いただきました皆さんありがとうございました。
無事に飾れましたか?

年内は30日15時まで営業しています。
年始は1月7日から営業いたします。

皆様のお越しをお待ちしております。
どうぞよろしくお願いいたします。

SOUS LE GUI 片桐恵美子
名古屋市千種区新池町2-8 エスポア東山1F


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