スズランの日 2011.05.01 2011年5月1日
JOUR des MUGUETS
5月1日はスズランの日。
スズランはヨーロッパの春の象徴として欠かせない花とされ、
フランスでは5月1日を『JOUR des MUGUETS』と呼び
愛する人や、大切な人に、一年の幸運を祈ってスズランの花を贈る習慣があり、
スズランを贈られた人は幸運が訪れるという素敵な言い伝えがあります。
日本ではまだあまり知られていないように思いますが、
4月末頃からフランスの花屋さんの店先ではスズランを使った、
花束やブーケがたくさん飾られているそうです。
そんなスズランの日に、素敵なご注文を頂きました。
私たちの尊敬する大先輩の旦那様から、スズランの日にスズランをという注文です。
先輩、いつも幸せそうだけど、本当に愛されていてうらやましい限りです。
ただ、私たちSOUSLEGUIにとって、大試練。
この大先輩に喜んでいただくお花なんて、一筋縄ではいきません。
注文を頂いた日から、おっかなびっくり、そのことばかり考えていました。
通常、市場へは私一人で行くのですが、今回ばかりは中島にも来てもらい
名港の市場、松原の市場、二つの市場から、私たちが見て一番よさそうなものを仕入れました。
スズランをメインに、クレマチス、クリスマスローズ、羽衣ジャスミンを使ったブーケです。
水色のヘンリーディーンの器を一緒に贈りました。
昨日の夜も、朝も二人の会話は、宅急便無事かなーとそのことばかり。
朝一番に、先輩からのお礼の電話がかかってきて、喜んでもらえたようで、一安心。
でもやっぱり、お花の内容うんぬんよりも、
この日に、スズランを贈ろうと考える旦那様の気持ちが最高にうれしいですよね。
うらやましいなーーーー本当に。
今年も一年、きっとたくさんの幸運が訪れますね!!
SOUSLEGUIでは今日一日、ご来店いただいたお客様にスズランを一本ずつ
プレゼントしています。
皆様にも素敵な幸運が訪れますように。
SOUS LE GUI 片桐恵美子