sous le gui スゥルギ

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カボチャが好きな私の10月は、色にあふれた毎日です。

カボチャが色鮮やかで色とりどり。かたちもいろいろ…

それに合わせる花の色は、イエロー・オレンジ・ブラウン・ボルドー・レッド。

ピンクだって、白だってOK。カラフル!!

お店ににカボチャをならべる10月は、視覚から元気をもらう毎日なのです。



 

恒例の10月のスゥルギレッスンはカボチャを使ったアレンジメント。



今年は横長スタイルです。





お昼のアレンジは太陽の光で明るく鮮やか。元気になるアレンジです。

夜の部は、同じアレンジが大人っぽくも見えてきます。

時間帯で違った表情を楽しめるのもこういったアレンジのお楽しみです。

夜はキャンドルを灯したりして…雰囲気を楽しみましょう!





ジャックオランタン作りのワークショップや、プライベートレッスンなど、
来週もまだまだスゥルギのハロウィンは続きます~。どんなアレンジに仕上がるかは当日の市場次第!これからレッスンのみなさんお楽しみに♪
明日のワークショップ用にジャックオランタンを試作する中島さん。

自称職人さんです。笑

ジャックオランタン用のカボチャ、小さいサイズですがまだ少しお店にありますのでお探しの方は是非スゥルギへ!

お子さんと一緒に彫るのも楽しい思い出になります。

もちろんおひとりで彫ってみるのも楽しいと思います!

ハロウィン。

今年は何に変装しようか…。

そんなことを考えられる季節の行事。

お祭り好きの私としては、毎年好きな行事ランクの上位にランクインしています。笑


秋のウエディング 2014年9月28日

秋の陽気が心地よく、素晴らしいお天気に恵まれた先週

ご用意させていただいたウエディング装花。



まさにその時にしかない季節の草花と、

お嫁さんのお好みの雰囲気がどんぴしゃり!



 

お花の打ち合わせの時に見せて頂いたイメージの洋書。

お花の市場に流通しているものというよりは、

野や山に生えていそうなグラス系の植物や実物がふんだんに使われたアレンジで、

いったいどこまでイメージに近づけるのか、ドキドキ。

すべては花材次第。

注文で手に入る花材ではなく、運まかせの天まかせ、そんな花材。

(名古屋特有の山取りおじいさんの気分次第…)



そういった時の仕入れは、直前の市場まで内容が決まらないため、

こう見えて小心者の私は、とてもプレッシャーを感じていました。

そんな時に、お嫁さんとメールのやり取りをする中で、

『楽しんで製作していただけたら嬉しいです』と言って頂けて、

とても楽になりました。



どうしてもイメージや使いたいお花を聞いてしまうと

何が何でもご用意しなければ・・・といったプレッシャーを感じてしまうのですが、

お花は生もの。ないときにはないのです。

私がどうこうできるものではないのです。

普段からスゥルギを利用してくださっているお嫁さんの心強い一言で、

今回は楽しんで作らせていただこうと思えたのです。



仕入れの日、早朝からはりきって市場に行くと、

なぜだかどんぴしゃな花材が次から次へと見つかり、

ついつい仕入れすぎてしまうほど。

良い仕入れができたら、もう私の仕事は終わったようなもの。

素材がしっかり仕事してくれる、そんな花が手に入りホッとしました。



誰の日ごろの行いが良かったのか…。

関わるみんなの日ごろの行いでしょう。

良かったよかった。



純和風な式場に、秋の草花ふんだんなお花達。

お話を聞いた時には、和の空間には和のイメージのものの方がいいような気がしていましたが、

柔らかい雰囲気のお花達もしっかりはまっていました。



久々のウエディング。

楽しんで製作させていただけました。

お嫁さんのお好みに合わせてご用意させていただきましたが、

私の好みにもピッタリで、作っていて楽しかったです♪

春夏秋冬、お花のことを考えるなら、

どの時期に結婚式を挙げるのがお勧めですか?

なんて聞かれたりしたことがありますが、

どの季節も季節のお花を、その時旬のお花を選べば

どの時期もお勧めできると思います。

後は任せられるフローリスト次第…ですね!笑



Yさん、ご結婚おめでとうございます♡

末永くお幸せに~!

 

 


ダリア 2014年9月21日

ダリアという花。

柔らかく繊細な花びらを持ちながら、

大胆な大きさとさまざまな色彩で人を虜にする花だと私は思う。

大好きな花の一つです。

その反面、お花を楽しめる時間がほかの花より短い。

美しい時間は、一瞬。

その一瞬に出会えることは、奇跡的だとさえ思うのですが、

私はなかなかお客様に上手にお勧めすることができません。

 

いつからか、花持ちが良いことこそお花の良さであって、

花持ちの悪い花に、私自身が勝手にレッテルをはってしまいました。

いつも何か事あるごとに反省するのですが、

このお花はよく持ちますよ!と勧めることが多いんです。(もちろん本当に持ちの良い花だけすすめます)

または、お客様から持ちの良い花はどれですか?なんて聞かれることがとても多い。

 

私自身、自宅に花を選んだり、お店用にお花を仕入れる時、

花持ちがすべてではありません。

その一瞬の美しさの贅沢。その一瞬を私たちに届けるための生産者さんの努力。

その一瞬の中でも変化していく花をながめる幸福感を知っているからだと思います。

私はもっと自信をもって、繊細でも魅力ある花をお勧めしたいし、

スゥルギのお客様にも、花持ちだけではない花の魅力をお届けしたい。

 

ダリアを扱うといつもそんなことを考えてしまいます。

いまや一年中見かけるようになったダリアも、旬は夏の終わりから秋にかけて。

まさに今です。

中島さんスペシャルの9月のスゥルギレッスンはダリアのブーケでご用意しました。

レッスンの前日に一緒に仕入れに行きましたが、

まさにビビビきた花はダリアでした。

ダリア ミッチャン

 

ダリア 黒蝶



 

ダリアに枝物をあわせたブーケ。

繊細なダリアに気をつけながら、

固い枝物と一緒に束ねるのは至難の業。

皆さん大変だったと思いますが、

形にしていただけました。



 

 

ダリアは、光によって全く別の雰囲気に見えてしまうことも魅力の一つかもしれません。

夜に撮ったサンプルの画像は、どことなく妖艶で艶っぽい。

みなさんのご自宅で、そんな違いも楽しんで頂けていると嬉しいです。

ダリアのアレンジメントやダリアだけの花束も、手にした方が感じるインパクトはかなりのものだと思います。

ダリア自体もこの秋手にしたものの品質は抜群でした。

生産者さんの努力によってダリアの品質も向上しているのだと思います。

今年一番のお気に入りになりそうなペアレディ。

絶妙な色合いが私の好みのどストライクでうっとりため息が止まりません。

9月に入ってさっそくイベント続きでばて気味でしたが、今週仕入れたダリアに癒されました。

皆さんも是非、お花屋さんで鮮度の良いダリアと出会ったときは運命だと思いますので、お試しください~。

 

 


6月GIFT 2014年7月4日

梅雨が来るのか、来ないのか。

名古屋はなかなかまとまった雨が降りません。

天気予報は雨マークでも、なんとなく肩すかし気味の6月でした。

梅雨。

来ないと来ないで待ち遠しくて、

来たら来たでわずらわしく感じたり…。

勝手ですが、そういうものですよね。しかたありません。笑

そんな6月、ご用意させていただいたギフトを少しご紹介。

季節にすっとなじむ涼しげな色、

その反対に夏が待ち遠しくなる華やかなイエローカラー、

そんな雰囲気でご用意することが多かったように思います。



初夏の実物、ブルーベリーやブラックベリーやスグリが気になったり、

どんなお花もライトなグリーンと合わせたくなるそんな気分。



 

私が極端な人間なのか。パープル系と黄色系が気になる6月でした。

どちらの色目にしても白やグリーンをあわせたくなるのも季節のせいでしょう。

季節。

ちょっとした温度の変化、日差しの強さだったり、風の生温かさだったり、空の色だったり、虫の声だったり。

私たちはごくごく自然に意識することなく、

でも敏感に感じて、

食べたくなるものが変わってくるように好む色も変わってくるんですね。

さらに言えば、その季節によって、採れるお野菜やお魚があるように、

お花だって旬があるのです。

都合の良いもので、自然とその旬のものを欲するようにできているのだな~と思ってみたり。

 

駅からお店までの坂道で出会うご近所さんとは、

あいさつの後に一言、季節のこと、その日のお天気の話をちらりとすることが多いです。

暑くなってきましたね~、雨降りそうですね~、気持ちの良いお天気ですね~、そうですね~なんて・・・。

老若男女問わず。あいさつに今日の天気のこと、季節の感想を添えて…。

当たり前の通勤に、いつものご近所さん。

私たちもこの町に少しづつ馴染んでこれているのかもしれません。

そんなことが嬉しく感じる6月でした。

 

 

 

 

 

 


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