sous le gui スゥルギ

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みなみ信州 2011年4月13日

昨日、名港フラワーブリッジさんと、
お世話になっているプランツパートナーさんと一緒に
みなみ信州のダリア、バラの産地見学に同行しました。


とんでもなくのどかで空気の澄んだ山の麓で作られていた
ダリア。
遠く山の上にはまだまだ雪が残っています。


のびのびと育っていたダリア。
こんなに背が高く、立派に葉が茂っている様子に
驚きました。
ハウスの中はとても暑く、繊細なダリアがこの環境で育つことに
びっくり。
ダリアといえば、キーパーの中で涼しくして保管しないと、
翌朝には萎れている印象が強いのですが、
大地と繋がっている時は、こんなにも丈夫。すごい。


みなみ信州のダリアは、ハウスで栽培されているので
年中出荷が可能。
ダリアといえばつきもののにょろにょろ長いイモムシも
ほとんどつかないそうです。
これはシンデレラ。
生産には向かないそうで、出荷はされないダリア。
綺麗な球体と発色で仕入れてみたいと思ったのに、残念。
市場に出回ってくるまで、何度となく実験、試行錯誤され
育てやすく丈夫で美しいダリアが選ばれるそう。
何年もの歳月をかけ、世に出回りだす品種たち。
産地の方々の苦労は計り知れない。


砂漠。絞りが綺麗にでていて、うっとり。
太陽の光の下で、いっそう白が輝いていました。


堀木さんのバラ園。出荷が終わっているので、
咲いているバラはなく、立派な株がずらり。


人気のアブラハムダービー。柔らかいつる性のバラ。
優しく花首が輪ゴムで支えられていました。
太陽の光の下、やはり宝物のように輝いて見えます。


出荷されずに残ったバラたちは、最後の最後まで綺麗に咲いていました。
切り花だとなかなかこうはいかない。
香りもほのかにあり、女の子たちはみんなうっとり。

人気のバラが勢揃いの堀木バラ園さん。
次に名港に入荷されてくるのが楽しみ。
堀木さんのバラは、ロゼッタ咲のものもしっかり最後まで咲いてくるという。
タイミングが悪いのか、愛情不足なのか、
これまで二度もアブラハムダービーを、咲かしきれなかった私。
次こそは、綺麗に咲かせて見せます。

農場でのびのびと強く生きているバラを見て、生産者さんのお話を聞き、
また一本の花の尊さを再確認しました。


この時期のリンゴの木。
リンゴのために仕立てられたその姿。かっこいい。
見とれてしましました。

リンゴ収穫できる頃、また行きたい、そう思える良いところでした。

 

SOUS LE GUI  片桐


2011.02.12 2011年2月12日

仕入れの旅 (2)

観葉植物だけでなく、花木の卸売ハウスにもおじゃましました。
見たことがないような長さの桜や、見たことがない品種の枝がたくさん。
花枝が大好きな私は、大興奮でした。


ハウスの横の大きな柳の木。お正月にはこの柳を切って出荷したそうです。
青空にのびのびと大きく風に揺れる姿。シンプルで綺麗でした。
奥にある桜の枝の長さ。びっくりです。


二色混じった椿。満開で美しすぎでした。
切り花で流通している椿を綺麗に開花させるのは本当に難しい。
植木ならではのうっとりな美しさ。
この横にはベトナム椿があって、肉厚で花びらが層になっている不思議な椿でした。
残念ながら画像がないです。


おびただしい数のはくれん。どんな場所に飾られ、
このつぼみをを咲かせるのかしら。
はくれんのつぼみは短い毛がふさふさでかわいい。
その姿は、花が咲かずとも枝ぶりとつぼみだけでも美しく惹きつけられます。
どんな場所でも見た人の記憶に残る一本になること間違いないです。


小さい新芽に、前日の雨で少し濡れた感じがすごくきれいだった桜。
花が小さくて繊細。個人的にとても好きです。
桜の種類は本当にたくさん。今年はどんな桜に出会うのか、楽しみです。

これから春にかけて、さまざまな種類の花木が開花し、芽吹いてきます。
街中でも季節の移り変わりを、視覚と香りで感じさせてくれる花木が私はとても大切です。

これからの季節、身近にある街路樹を観察してみて下さい。
日々変化し、移り変わっていくその姿に気がつく瞬間、季節が変わったことを肌で感じ、
きっと心癒されるはずです。

春が来るのが待ちきれない、そんな産地見学になりました。

 

SOUS LE GUI  片桐


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